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11/12月号  お題「米

 102作品をご投稿頂きました。

金賞

万歩計お米探しで数字増え

(門司区 中西未子 75歳)

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銀賞

どの店も空き家のごとき米の棚

(八幡東区 中西智恵子 77歳)

選挙前稲穂のように頭垂れ

(戸畑区 髙倉千枝子 69歳)

米不足家族で守る腹八分

(八幡東区 藤井勝昭 82歳)

やわらかめ誤嚥予防かデイの昼     (八幡東区 塚本成範 89歳)

さくら賞

パンや緬あるけどやはり米の飯    (若松区 村上由美子 73歳)

実るほど相場気になる米農家    (小倉北区 長田正義 90歳)

お米ないこんなに不安日本人  (門司区 森下千鶴代 71歳)

米不足ありがたみ知る今さらに     (若松区 桜木繁子 77歳)

米入荷チラシ見ながらスーパーへ    (八幡東区 藤井克枝 66歳)

台所今朝も新米香りたつ    (小倉南口 谷田悦子 74歳)

棚田米手塩に掛ける贅の味     (若松区 尾上好江 81歳)

待望の米の祝いで笑顔出る  (八幡東区 亀谷卓二 89歳)

激痛は米粒ほどの石だった     (若松区 嶋井昭和 79歳)

米騒動ねずみヒソヒソ笑っている    (小倉北区 田島沙和 66歳)

​投稿一覧

木戸達夫82歳   戸畑区

・一粒も こぼさず洗え 祖母の声

・農繁期 加勢に帰省 二男坊

・米不足 一揆起てる 江戸期なら

 

島田起代子71歳 小倉南区

・台風を しのぎ実れる 米いただく

・グルテンフリー 米の値出来高 気にかかり

・米不足 新米待ちの 神頼み

 

髙倉 千枝子69歳 戸畑区

・無洗米 とがず節水 SDGS

・白米と 御御御付けさえ 高望み?

・選挙前 稲穂のように 頭垂れ

 

中西末子75歳 門司区

・ウォーキング ベンチでおにぎり 秋近し

・孫の頬 米粒一つ コシヒカリ

・万歩計 お米探しで 数字増え

 

塚本成範89歳 八幡東区

・米寿超え 自省自笑の 粗大ゴミ

・やわらかめ 誤嚥予防か デイの昼

・残すなよ 茶碗に母の 苦笑観る

 

藤井 克枝66歳 八幡東区

・同じ味 祖母から母へ 米むすび

・米不足 我が家の朝は モーニング

・米入荷 チラシ見ながら スーパーへ

 

伊美吉信76歳 小倉北区

・一粒の 米に宿りし 農乃神

・お米消え 令和の御代に 一揆なし

 

尾上好江81歳 若松区

・棚田米 手塩に掛ける 贅の味

・新米の 頬張る父に 笑顔出る

・新米の 仏飯尖る 朝の経

 

石橋勝郎81歳 八幡東区

・お御馳走 炊き立て飯に おかか梅

・米不足 戦後も食べた 「力州米」

・弥生より 瑞穂の国の 米の飯

・八十八年間 かけ育つ お米です

・パン食の アメリカに言う 米の国

 

藤井勝昭82歳 八幡東区

・米不足 家族で守る 腹八分

・疎開先 出されたむすび 白い米

・米値上げ 欲しがりません 値下まで

 

77歳 八幡東区

・母偲ぶ 新米時季の にぎりめし

・どの店も 空き家のごとき 米の棚

・馬肥ゆる 秋とて高し 米相場

 

長田正義90歳 小倉北区

・孫巣立ち 五合の米が 今二合

・新米に ポイント五倍 集う客

・実るほど 相場気になる 米農家

 

末廣朝雄89歳 門司区

・お彼岸で 兄からお米 トランクに

・子供から 新米できてた 配達に

 

桜木 繁子77歳 若松区

・米不足 ありがたみ知る 今さらに

・爆音で 米が変化の ポン菓子に

・十年余 元気で米寿 むかえたい

 

前田利久79歳 若松区

・備蓄米 子供食堂 大盛りに

・コメの味 等級よりも 炊き上がり

・コメ探す 大手スーパー 在庫切れ

 

野田剛弘86歳 戸畑区

・田園が 日本の心 継いでゆく

・古米を 廃棄するとは あかんぞや

・子供達 田植えの時間 泥まみれ

 

野田圓子

・御仏飯 感謝で上げて 下げ忘れ

・北限の 稲田の広さ 胸つかれ

 

秋元定憲85歳 田川郡

・一粒の 米を大事に 大百姓

・大勢の家族そろって 稲を刈る

・どんぶりの お変わりそっと 美人妻

 

田島沙和66歳

・米不足 これこそ食の 令和の乱

・米騒動 ねずみヒソヒソ 笑っている

・レトルトも いつまで続く この騒ぎ

 

橘タカ子83歳 八幡東区

・米が好き メロンより好き 孫が好き

・今年米 塩キラキラと 御結びに

・米を磨ぐ 九十才の母の 背の丸さ

 

原田祥二郎82歳 田川市

・昨今の 猛暑が生んでる 米不足

・妻作る お握り食べる 美味いこと

・炊飯器 スイッチONで 焚きあがる

 

原田順子77歳 田川市

・わが家では パン派ではなく 御飯派です

・不可欠の 主食のお米 買い留める

・抽選で お米が当たり 笑顔湧く

 

谷田悦子74歳

・手間かけて味つや満点 このお米

・米一粒 残さぬ理由に 感謝あり

・台所 今朝も新米 香りたつ

 

嶋井昭和79歳 若松区

・米寿まで 元気で生きる 天の声

・ありがたや 白米供え 手を合わす

・激痛は 米粒ほどの 石だった

 

三小田功86歳 小倉南区

・稲田には 実りにつづく 水の道

・米出来た 自然の恵み 粒々が

・米つくり 機械がつくる 運転手

 

亀谷卓二89歳

・米食べて 思う存分 生きている

・米のメシ 食べねば食べた 気がしない

・待望の 米の祝いで 笑顔出る

 

村上由美子73歳 若松区

・久々に 米を求めて あちこちへ

・米余り 一転不足で 大騒ぎ

・パンや緬 あるけどやはり 米の飯

 

森下千鶴代71歳 門司区

・お米消え 探し回った 炎天下

・お米ない こんなに不安 日本人

・噛み締めた 新米の味 ありがたい

 

宮崎司朗80歳 八幡西区

・猛暑にも 頭をたれて 実る秋

・米不足 休耕田が 嘲笑う

・「米」よりも 米寿気になる お年頃

 

佐島和子87歳 小倉南区

・お米派で お寿司もいいけど おかゆもね。

・米不足 新米出来るの 待ちましよう。

・鎌持って 稲刈りしたわ あの頃は。

さくら川柳 次号の募集 

お題「  仲間 」

締切:11月20日

金賞の方に大人気の「大高酵素のど飴を進呈いたします。

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